FAQ

大学Q&A

「大学で学ぶメリットは?」

 「大学」は、学部・学科の専門分野について学術的・論理的に深く学ぶと同時に、幅広い教養を身に付けることのできる教育機関です。「興味に合わせて授業科目を選び、多様な分野の知識をバランスよく学ぶ」、「実習・実技などの授業により実践力を高める」、「実用的な資格が取得できる」など、新潟県内には特色のある魅力的な大学・短大がそろっています。
 また、ゼミや研究室、サークル活動などをとおして、協調性や主体性、実行力といった、今、企業から求められている「社会人としての基礎力」を養うことができるという大きな利点があります。

Q1. 大学の授業ってどうなってるの?

 大学は高校までと違って、クラスで決まった時間割の授業を受講するのではなく、様々な分野の沢山の講義の中から自分の学びたい講義を自分で選択します。所属する学部で受講が必須な講義もあります。
 単に教室での「座学」だけでなく、学外・屋外で行う「実習」・「フィールドワーク」などもあります。

Q2. 担任の先生はいるの?

 中学校や高校はクラスがあり、担任の先生がいますが、大学は基本的には担任制ではありません。(最近では担任制を導入する大学もあります。)
 大学には「ゼミ(ゼミナール)」という、担当教員と学生がグループで研究活動を行う授業があります。それぞれ研究する分野のある教員がいて、学生は、自分の興味・関心のある分野の教員の「ゼミ」や「研究室」に所属し、共に学び研究します。「ゼミ」は、必修か選択か、学びの内容や所属する時期なども大学によって異なります。

Q3. 大学の勉強は大変?

 大学にも定期試験があり、筆記試験やレポートを提出したりします。レポートとは、実験や調査を行い、考察をまとめた小論文のことです。レポート以外にも、出席率や授業でのプレゼンテーション等の出来栄えによって成績が決まることもあります。
 大学を卒業するには決められた単位を取得しなければならず、必修科目の単位を落としてしまうと再履修になります。
 多くの教員は、オフィスアワーという時間で学生からの質問や勉強の相談に応じているので、勉強で困ったら活用しましょう。

Q4. どんなイベントがあるの?

 大学には入学式や卒業式といったイベントはもちろん、高校の文化祭の代わりに、「大学祭」「学園祭」があります。学生が主体となって企画して、秋に開催するのが一般的です。大学ごとに趣向を凝らし企画内容も様々です。ほかにも、大学によっては新入生歓迎会やスポーツ大会などのイベントもあります。

Q5. 授業以外にどんな体験ができる?

 ボランティアや地域貢献活動、留学など、授業とは別に希望者が参加できる活動もあり、相談にのってもらえる専門部署を設けている大学もあります。
 留学に興味があるなら、語学研修や異文化体験等を目的とした短期の海外研修プログラム、海外の交流協定校との間の派遣留学・交換留学制度など、各大学で様々な学びの機会を提供しています。

Q6. サークルって何?部活とは違うの?

 「サークル」は、学生が自分たちで立ち上げた課外活動を行う団体のことを一般的に指します。大学によっては、同じスポーツでも複数サークルある場合もあります。文化系やマイナーなスポーツのサークルがある大学もあります。同時に複数のサークルに所属している学生もいます。また、「インカレサークル(インターカレッジサークル)」という、複数の大学の共通サークルもあり、サークルを通じて他大学の友達ができたりすることもあります。
 部活動は大学に認められた団体なので、大会やコンクールなどの目標に向かって成果を出すことを目的に活動しています。真剣に取り組みたいと思う人が多く、週に5~6日程度活動するケースが多いようです。

Q7. 就職は大丈夫?

 就職支援のための専門の部署を設けている大学がほとんどです。「キャリアコンサルタントという資格を持つ専門スタッフが常駐」、「インターンシップの相談」、「資格試験対策講座の実施」など、各大学が様々な方法で卒業後の進路選択支援を行っています。

Q8. オープンキャンパスってどんなことするの?

 オープンキャンパスは、各大学が進学を希望する方々に対して、大学の教育・研究内容や、学生生活などについて知ってもらうために開催するイベントです。大学の雰囲気をリアルに肌で感じることができる絶好の機会です。模擬授業に参加したり、附属図書館などをキャンパスツアーで見学したりといった企画や、個別相談コーナーなどで進学に関する相談ができたりします。内容は大学によって様々です。事前の登録が必要なイベントもあるので、ホームページで各大学の情報を収集してみましょう。


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